フォーミュラ・ジュニア
エンジン
リア・ミッドシップ・エンジン、スラスト軸より30°左方向オフセット配置、FIAT1100エンジンを基に、鋳鉄一体成型シリンダーブロック、軽合金製シリンダーヘッドを備える
気筒数
直列4気筒
内径×行程
68x75mm
総排気量
1.089cc
最大出力
78馬力/6.500rpm(1958年は70馬力/
6.200rpm)
潤滑方法
ウエットサンプ圧送式
冷却方法
冷却水強制循環式
弁機構
クランクケース内ラテラル・カムシャフトより、ロッド、ロッカーアームを介するサイドバルブ駆動
燃料供給装置
ウェーバー製38DCOE(40DCOE)
ツインチョーク・キャブレター2基(1958年はデロルト製SS125Bキャブレター2基)
点火装置
バッテリー、ディストリビューターにより
シングルプラグ点火方式
クラッチ
乾式単板クラッチ
ギアボックス
4速+リバース(1960年より5速化)
シャーシ
鋼管フレームに補強サイドメンバーと
クロスメンバーを追加
フロントサスペンション
独立懸架式、ウィッシュボーン型ラテラル・アーム、収縮式オイル・ショックアブソーバー・ユニット、アンチロール・バー(1958年式は独立懸架式、ウィッシュボーン型ラテラル・ロアー・アーム、アッパー・ラテラル・リーフスプリング、収縮式オイル・ショックアブソーバー仕様)
リアサスペンション
車軸懸架式、アッパー・リンク、ロアー・リンクによるリンク型構成、コイル・スプリング、オイル・ショックアブソーバー(1960年以降はコイル・スプリングとユニット化)、ラテラル・ワイヤー保持(1961年以降は独立懸架化、平行四角形型アップライト、スイング・アーム、コイルスプリングとの収縮式オイル・ショックアブソーバー・ユニットへ仕様変更)
ブレーキ
アウトボード・ドラムブレーキ(1961年以降、リア・ブレーキはデファレンシャルギア脇にインボード化。同年フロント・ブレーキはディスク化)
ホイールベース
2.100mm
トレッド
フロント1.220mm、リア1.230mm
タイヤ
前輪5,20-12、後輪5,20-14
ボディ
アルミ製シングル・シーター
乾燥重量
400Kg
製造年
1958年~1961年